不動産投資に興味があるけれど、
始め方に悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。
不動産投資で成功するには、専門用語やノウハウの理解が必要です。
投資を始めるにあたっては、まず勉強することや情報収集が重要になります。
明確な目標を設定して、知識をもとに良質な物件選びを考えていきましょう。
今回は、初心者が押さえておきたい不動産投資の流れをご紹介します。
不動産の勉強をする
不動産投資では、日常生活では聞き慣れない言葉が多く登場します。
物件選びやローンの審査、収支の計算など、不動産用語の理解が必要です。
不動産投資についての基礎を、用語と絡めて理解していくことが入り口です。
言葉の解釈を間違えていていると、思わぬ損失が生じかねません。
不動産投資をテーマにした本やセミナーから学ぶと、
不動産を運用していくイメージもつかみやすくなります。
基礎を大まかに把握したら、プロの目線からの解説を受けることが重要です。
投資金額や目標を決める
不動産投資の基礎的な知識を学んだら、
投資する金額や目標を達成したい時期を決めましょう。
漠然としたイメージで不動産投資を始めるのはリスクがあります。
自己資金と投資する金額のバランスを考えなければ、
運用するほど損をするという状況になりかねません。
何年後に何万円の利益を上げる、といった明確な目標を立てることが重要です。
目標がクリアになれば、それを基準にして計画的に投資できます。
物件選び
目標を明確にしたら、その目標を達成するための物件選びに入ります。
新築なのか、中古なのか、1棟なのか、区分なのかといった違いは大きな差です。
都心なのか地方なのかというエリアによっても、
目標の達成にベストな選択は変わってくるでしょう。
購入したいと思える土地や物件を探すために、
情報の収集や資料を請求することが重要です。
ディスプレイ上や紙面上の情報では、
エリアのリアルな特性までは判断できません。
場合によっては自分の足で現地確認に出向くことも、
間違いない不動産投資には必要だと考えましょう。
ローン審査を受ける
購入する物件が決まったら、一般的には不動産投資ローンの審査を受けます。
不動産投資は、多額の自己資金が必要というイメージがあるかもしれません。
実際には、全額を自己資金でまかなう人は稀です。
どのようなローンを組み頭金をいくら支払うかといった選択は、
ローン返済額に直結し手取り収入を左右します。
自分がどれくらいの金額までローンを組めるかは、
早めに確認しておきましょう。
物件の購入
不動産投資ローンの審査に通り、
融資を受けられるとわかったら、物件を購入します。
物件の購入から引き渡しまでには、さまざまな書類や手続きが必要です。
仲介で購入する場合、物件の売り主に買付申込書を出して売買契約を結びます。
金融機関と金銭消費貸借契約を結びます。
契約後、物件の引き渡しと、決済をするという流れです。
不動産投資のスタートを切る手順は、間違いないようにします。
管理会社を選ぶ
物件を購入したら、
管理を自分でするのか、管理会社に委託するのか選択します。
本業としての不動産投資なら自分で管理もできますが、
副業であれば管理会社に任せるのが一般的です。
管理会社に任せると、賃料の回収や敷地内の清掃など、
手間がかからない一方、委託手数料が発生します。
信頼できる管理会社を選ぶことが重要です。
目標を設定する段階で、管理会社に任せるかどうかも、
検討して収支の見込みをつけておきましょう。
運用する
物件の運用が始まったら、入居者の募集や修繕などに着手します。
入居者がいる物件なら、初期の作業は多くはありません。
入居者がいない場合、入居者の募集のために広告を出す必要があります。
入居者から見て物件に魅力がない状態であれば、修繕も検討しましょう。
このような最低限の管理は、管理会社に任せることもできます。
まとめ
今回は、不動産投資!運用を始めるまでの7つのステップについて紹介しました。
- 不動産の勉強について
- 投資する金額や目標について
- 物件選びについて
- ローンの審査について
- 物件の購入について
- 管理会社の選定について
- 物件の運用について
不動産投資において学ぶべき内容は多岐に渡ります。
知らないことで損をする、ということもあり得ると考えておきましょう。
不動産投資をしたことがない初心者は、特に勉強が重要です。
どのような目標を設定するかによっても、物件選びの基準は異なります。
情報が大切と考えて、まずは知識を得ることから取りかかりましょう。
初心者の場合、独学では何が重要なのかを、
判断することが難しい場合も少なくありません。
投資の始め方についてわからないことがあれば、
不動産投資のプロにご相談ください。